本日のBL

〜架空の本屋「みつまる書店」店長のblコミック備忘録〜

本日のBL:二重人格ヤンキーDK × いじめられっ子DK

いらっしゃいませ。架空の本屋「みつまる書店」へようこそ。

bl漫画好き店長のみつまるこです。

 

ここでは1日1冊、私の好みに刺さったbl漫画について記録しています。

(間違って来店された方、bl苦手な方はこの先入店不可です。早く逃げて〜)

 

 

 

昨日に引き続き今日も気分が晴れません。ということで本日もヘビーなBLを読んで過ごしました。

 

今回のは昨日よりもさらに重たい。バイオレンスでダークな漫画です。パクチーみたいに好き嫌い分かれそう。

 

バイオレンス苦手な方、キャピキャピラブラブしたのが読みたい方はこの先読まない方がいいです。

 

 

 

本日のBLはこちら

真夜中のクライングモア (gateauコミックス)

真夜中のクライングモア (gateauコミックス)

 

タイトル:「真夜中のクライングモア」

闇度:★★★★★

バイオレンス度:★★★★☆

エロ度:★★★★☆

出てくる要素:高校生 ブレザー ヤンキー 黒髪 いじめ バイオレンス グロ 流血

 

 

読んでて辛い。全体の9割は辛い。

 

幸せなシーンがほぼ無いです。

 

表紙の男子は受け。高2。中学時代にゲイだとバレたことがきっかけで、高校に至るまでヘビーにいじめられ続けています。殴る蹴るというよりは●ェラさせられたりとか、そういういじめられ方。誰にも相談できずひたすら耐える地味男子。

 

攻めは表紙にいません。金髪ロン毛のヤンキー(カラーイラスト確認できなかったので髪色不明ですが、モノクロページでは白髪なので多分金パ)。高2。でも訳あって受けより2歳年上。普段学校では一匹狼で物静か、でも夜は超バイオレンス少年という2つの顔をもっています。

 

この2人が高校で知り合って、だんだんと親しくなって…と思ったらそうでもなくて…みたいなストーリーです。(わかりづら)

 

 

以下はこの漫画で印象的だったこと2つ

 

【その1】

まず、受けのいじめ描写がグロい。

このいじめシーン、分類的には濡場。でも双方の合意の上での行為じゃなく一方的なものなので、読めば読むほど苦しい。

キャラ一人一人の言葉遣い、姿勢、表情、展開とか諸々が、やけにリアル。いじめのシーンすごく細かく描かれてて、本当は見ていて気持ちよくないものなのに、なぜか目が離せなかった。

いじめ描写に関してはすえのぶけいこさんの「ライフ」って漫画に似た空気感があります。

 

 

【その2】

攻めのキャラ設定が重すぎる。

小学生のときおっさんに性的な被害(「みだらな行為」の方)を受けており、その反動でオネエ口調&バイオレンス性格を発症しています。夜になるとヤンキー仲間とつるんでいろんな人をボッコボコに。流血ぱない。少年院数回経験済みです。

幼少期の体験のせいで、思考回路が一般人と大きく異なっています。それゆえに他人との会話のキャッチボールがいびつ。文法的には合ってるけど、文脈的には「あれ?」って感じ。 親しくなればなるほど、そのいびつさが色濃くなります。そして同時に残酷になる。

 

 

 

2人ともざっくり言えばメンヘラなんですが…どうもその言葉で表現するには軽すぎる。もっと病みも闇も深いです。

 

 

暗いことばっかり書いてきたけど、最後だけはまさかのやんわりハッピーエンド。

最後に希望があるのがせめてもの救い。

前半98%と最後2%の空気感のギャップすごいです。

 

 

ということで今日はここまで。また明日。